はじめに

これを読んでいるということは、もしかしたら今、その子を見送ったばかりなのかもしれない。まず伝えておきたいのだけれど、供養までの流れは、今すぐすべてを決めなくていい。何かを一つ決めるたびに、次に何をすべきか分からなくなる感覚があるかもしれないけれど、それは決しておかしなことではないと思う。

供養までの流れを、私は亡くなってすぐの状態で一つずつ決めていくことになった。この記事では、そのときの私の経験と、あとになって調べて分かった一般的な流れを、なるべく落ち着いた形で整理していく。急いで結論を出すための記事ではない。

体験

私が決めるまでの流れ

その子が亡くなったとき、私はしばらくの間、何から手をつければいいのか分からないまま座り込んでいた。安置はどうすればいいのか、供養はいつまでに決めなければいけないのか、そうした具体的なことを考えられる状態ではなかった。

少し落ち着いてから、まず横になれる場所を整えることから始めた。当時の私は何も知らなかったので、とにかく柔らかい布を敷いて、いつも寝ていた場所に近い形にしてあげることしか思いつかなかった。季節や体の大きさによって注意点があることは、後になってから知った。

供養の方法については、家族と相談しながら決めていった。個別火葬で立会いをするという形を選んだのだけれど、それが「正しい選択」だったからではなく、自分たちがそうしたいと感じたからだった。他の形を選んだとしても、それは同じように一つの選択だったと思う。

今の私なら: 安置の仕方だけでも、何かが起こる前に少し知っておくと思う。ただ、当時の自分にそこまでの余裕があったかは分からない。

手続きのようなことについては、正直なところ、当時はほとんど何も調べないまま時間が過ぎていった。あとになって、犬と猫とでは制度上の扱いが違うらしいと知ったのだけれど、それを亡くなった直後に知らなかったからといって、何か問題があったわけでもなかった。

急いで決めなくてよいこと

ここまで一般的な流れを紹介してきたが、これらはすべて「いつまでに終わらせなければならない」という意味ではない。安置の仕方も、供養の方法も、手続きのタイミングも、それぞれに多少の幅がある。

火葬の予約のように、業者や自治体の都合で多少の期限が生まれる場合はあるかもしれない。ただ、それでも「今すぐこの場で」決めなければいけないことは、実はそれほど多くないように思う。分からないことがあれば、業者や自治体の窓口に確認しながら、少しずつ進めていってかまわない。

もし気持ちの整理がつかないまま時間だけが過ぎていくとしても、それ自体は何もおかしなことではない。決める順番も、決めるまでの時間も、人によって違っていいはずだ。

おわりに

供養までの流れについて、私自身の経験と、あとになって調べて分かったことを整理してきた。ここに書いたことがすべての正解というわけではないし、状況によって事情はさまざまだと思う。

それでも、何も知らないまま一つずつ判断を迫られるような感覚よりは、大まかな流れだけでも先に知っておける方が、当時の自分には少し助けになったかもしれないと感じている。急いで決めなくていい。分からないことは、業者や自治体、必要であれば獣医師に確認してかまわない。

一人で抱え込まないために

ここに書いたのは、あくまで私自身の体験に基づく一つの記録であり、医学的な診断や治療法を示すものではありません。 もし当てはまるようであれば、無理をせずに、下記のような窓口にも相談してみてください。

  • 動物の体調や医療的な疑問がある場合:かかりつけの獣医師、または地域の獣医師会
  • 強い落ち込みや不眠が続く場合:公認心理師・臨床心理士などによる専門のカウンセリング機関
  • 心身のつらさが強いと感じる場合:お住まいの自治体の精神保健福祉相談窓口など、公的な相談機関

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供養・火葬に関する相談先や手配については、まとめて問い合わせができるサービスという選択肢もあります。

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